2017年12月21日
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察③ 装身具編
2018.3.27 ハバーサック他の記述について訂正しました。
だいぶ期間が空いてしまいましたが引き続き研究を行っていきましょう!
(需要はない)
今回は腰回りの装備品についてです。
基本的には、一般的なWWⅡ米陸軍装備ですが・・・?
○腰回り
M1936ピストルベルトを基本とし、
ファーストエイドポーチ・ピストルマガジンポーチ・水筒・ホルスターを装備します。
なおサスペンダーは使用しません。
ピストルマガジンポーチですが、フラップ縁が丸型のものと、V字型の物の両方が見られます。
腰の右側に注目
ちなみに、初期はイギリス軍のステンガン用P38マガジンポーチを左後ろに装備している時があります。
#38「老兵は死なない」より
他の回でも使用が見受けられますが、見かける回は少ないです。
基本的に予備弾倉は懐に入れています(笑)
取付け方は不明ですが、位置を見る限り上側のフックをベルトのホールにひっかけているように見えます。
右腰に付くときもあります、これは位置が高く、正規の付け方かな?
実際に使ってみると、トンプソンのマガジンポーチではキツキツのサイズなので、正直使いづらいです・・・。
ちなみに銃剣は・・・装備していません!
なので毎回借りてるんですね・・・(笑)
他の分隊員は装備してます。
○背負いもの
陸軍装備でおなじみ、M1928ハバーサック・・・と思いきや!
旧式(WW1時)のM1910ハバーサックです。
ミートカンポーチの留め具がスナップボタンなのが特徴です。
M1910ハバーサックは、余剰品が使われたという話も聞いたことがありますが・・・
WW2で一般的なのは前者なので、ヒストリカルと兼用する方は注意しましょう!
なお殆どの回でスコップを装備していません。
また、フックをピストルベルトと接続していないため
前方の帯は固定されずブラブラしています。
フックブラブラの例
が、手榴弾をその帯(金具?)に引っかけている時があり
その際はフックを使用しているようです。
実際の携行の仕方もこうなんでしょうか?詳しい方教えて下さい。
なお、ハバーサックを装備するのは
街への攻撃時や、部隊全体での前進時のみで
パトロール時は装備しません。
上陸戦時を含め、初期はスコップ装備が多く見られます。
(1枚目、よく見ると、スコップの向きが違うように見えますね・・・)
○衣服
アメリカ陸軍でおなじみ、M41フィールドジャケットと、ウールシャツ、マスタードパンツです。
M41は黄色が強めのもの。
ウールシャツとマスタードパンツは、中田商店のレプリカで問題ないでしょう(色合いがかなり似ている)。
ブーツは殆ど、M43ブーツ(2バックルブーツ)を履いていますが、初期はレギンス+アンクルブーツでした。
(前回記事を参照)
#46「将軍と兵隊」より
暑い時期の撮影なのか?ジャケットなしで戦う時もあります。
#24「ある村、その生と死」より
逆に寒い時期の撮影では、OD?の軍手をつけているときがあります。
これで冬のコスプレも安心ですね!
上記の通りに、できる範囲で集めると、こんな格好になります。
似てね~(笑)
2バックルブーツは、サイズが合うものがなく・・・やむなくレギンスになりました。
いつかサイズの合うものを入手したいです。
次回は・・・ヘンリー少尉やカービー他、小隊のメンバー装備について書こうと思います。
<過去記事>
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察 序
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察① ヘルメット編
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察② ブーツ編
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察③ 装身具編
だいぶ期間が空いてしまいましたが引き続き研究を行っていきましょう!
(需要はない)
今回は腰回りの装備品についてです。
基本的には、一般的なWWⅡ米陸軍装備ですが・・・?
○腰回り
M1936ピストルベルトを基本とし、
ファーストエイドポーチ・ピストルマガジンポーチ・水筒・ホルスターを装備します。
なおサスペンダーは使用しません。
ピストルマガジンポーチですが、フラップ縁が丸型のものと、V字型の物の両方が見られます。
腰の右側に注目
ちなみに、初期はイギリス軍のステンガン用P38マガジンポーチを左後ろに装備している時があります。
#38「老兵は死なない」より
他の回でも使用が見受けられますが、見かける回は少ないです。
基本的に予備弾倉は懐に入れています(笑)
取付け方は不明ですが、位置を見る限り上側のフックをベルトのホールにひっかけているように見えます。
右腰に付くときもあります、これは位置が高く、正規の付け方かな?
実際に使ってみると、トンプソンのマガジンポーチではキツキツのサイズなので、正直使いづらいです・・・。
ちなみに銃剣は・・・装備していません!
なので毎回借りてるんですね・・・(笑)
他の分隊員は装備してます。
○背負いもの
陸軍装備でおなじみ、M1928ハバーサック・・・と思いきや!
旧式(WW1時)のM1910ハバーサックです。
ミートカンポーチの留め具がスナップボタンなのが特徴です。
M1910ハバーサックは、余剰品が使われたという話も聞いたことがありますが・・・
WW2で一般的なのは前者なので、ヒストリカルと兼用する方は注意しましょう!
なお殆どの回でスコップを装備していません。
また、フックをピストルベルトと接続していないため
前方の帯は固定されずブラブラしています。
フックブラブラの例
が、手榴弾をその帯(金具?)に引っかけている時があり
その際はフックを使用しているようです。
実際の携行の仕方もこうなんでしょうか?詳しい方教えて下さい。
なお、ハバーサックを装備するのは
街への攻撃時や、部隊全体での前進時のみで
パトロール時は装備しません。
上陸戦時を含め、初期はスコップ装備が多く見られます。
(1枚目、よく見ると、スコップの向きが違うように見えますね・・・)
○衣服
アメリカ陸軍でおなじみ、M41フィールドジャケットと、ウールシャツ、マスタードパンツです。
M41は黄色が強めのもの。
ウールシャツとマスタードパンツは、中田商店のレプリカで問題ないでしょう(色合いがかなり似ている)。
ブーツは殆ど、M43ブーツ(2バックルブーツ)を履いていますが、初期はレギンス+アンクルブーツでした。
(前回記事を参照)
#46「将軍と兵隊」より
暑い時期の撮影なのか?ジャケットなしで戦う時もあります。
#24「ある村、その生と死」より
逆に寒い時期の撮影では、OD?の軍手をつけているときがあります。
これで冬のコスプレも安心ですね!
上記の通りに、できる範囲で集めると、こんな格好になります。
似てね~(笑)
2バックルブーツは、サイズが合うものがなく・・・やむなくレギンスになりました。
いつかサイズの合うものを入手したいです。
次回は・・・ヘンリー少尉やカービー他、小隊のメンバー装備について書こうと思います。
<過去記事>
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察 序
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察① ヘルメット編
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察② ブーツ編
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察③ 装身具編
2017年07月03日
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察② ブーツ編
帰宅してコンバット!本編観てたら書くのを忘れそうになりました(笑)
カラーのシーズン5も面白いですねー。
それはともかく靴の話・・・ですが、お話することは少ないです。
サンダース軍曹だけでなく、レギュラーメンバー・モブを問わず登場する兵士は皆
M43、2バックルブーツを履いてます!
インドアフィールドのサバゲーマーみたいな態勢だ
注:リトルジョンの足です
今では実物・レプリカもほとんどなく、あっても高価でなかなか手に入らないブーツですよね・・・。
個人的にサンダース軍曹装備の中で一番難易度(もとい値段)が高いのはここだと思ってます(笑)
WW2装備の人の中でもあまり見かけませんね~。(時代考証的なところもあるのかな?)
ソールも無いし時期的にも実物っぽいんだよなあー
羨ましい限りですね・・・(血涙)
じゃあ2バックルブーツ買わないとコンバット!装備できないじゃん!とお嘆きの方、ご安心下さい。
シーズン1の中でも初期は全員M1938レギンス+アンクルブーツのスタイルでした。
#3「あるドイツ将校」より、装備過多なサンダース軍曹
レギンスから2バックルブーツへの切り替わり時期ですが
確か#8「戦場の名投手」の時点で既に全員が2バックルブーツになっており驚いた覚えがあります。
その一方で、その後の#17「ハダシの二等兵」では2バックルブーツを履いてきた新兵をみんなが羨むシーンがあったりするんですが・・・。
まあこの辺は多分製作順と放送順の違いのせいではないかと思います。
ちなみにノルマンディー上陸回である#1「ノルマンディーに上陸せよ」では全員レギンス+アンクルブーツスタイルでした。
本来13話なんですけどね・・・日本放送版は回想回の序盤を全カットして第一話みたいに編集してあります。
なお、なんで切り替わったかというと・・・「役者がレギンスをめんどくさがったから」という説が有力です(笑)
結論としては・・・どっちでもいい!!
好きな方を買って使いましょう~
ちなみに2バックルブーツは入手難なので、形状のほぼ同じフランス軍の物を代替として使う方も多いみたいですよ!
個人的には期間も長く、脱着も楽な2バックルブーツの方が好きです(笑)
持ってないけど・・・。
次は衣服の事を書こうかな~。
この完全な自己満企画、誰がために続くのか?
カラーのシーズン5も面白いですねー。
それはともかく靴の話・・・ですが、お話することは少ないです。
サンダース軍曹だけでなく、レギュラーメンバー・モブを問わず登場する兵士は皆
M43、2バックルブーツを履いてます!
インドアフィールドのサバゲーマーみたいな態勢だ
注:リトルジョンの足です
今では実物・レプリカもほとんどなく、あっても高価でなかなか手に入らないブーツですよね・・・。
個人的にサンダース軍曹装備の中で一番難易度(もとい値段)が高いのはここだと思ってます(笑)
WW2装備の人の中でもあまり見かけませんね~。(時代考証的なところもあるのかな?)
ソールも無いし時期的にも実物っぽいんだよなあー
羨ましい限りですね・・・(血涙)
じゃあ2バックルブーツ買わないとコンバット!装備できないじゃん!とお嘆きの方、ご安心下さい。
シーズン1の中でも初期は全員M1938レギンス+アンクルブーツのスタイルでした。
#3「あるドイツ将校」より、装備過多なサンダース軍曹
レギンスから2バックルブーツへの切り替わり時期ですが
確か#8「戦場の名投手」の時点で既に全員が2バックルブーツになっており驚いた覚えがあります。
その一方で、その後の#17「ハダシの二等兵」では2バックルブーツを履いてきた新兵をみんなが羨むシーンがあったりするんですが・・・。
まあこの辺は多分製作順と放送順の違いのせいではないかと思います。
ちなみにノルマンディー上陸回である#1「ノルマンディーに上陸せよ」では全員レギンス+アンクルブーツスタイルでした。
本来13話なんですけどね・・・日本放送版は回想回の序盤を全カットして第一話みたいに編集してあります。
なお、なんで切り替わったかというと・・・「役者がレギンスをめんどくさがったから」という説が有力です(笑)
結論としては・・・どっちでもいい!!
好きな方を買って使いましょう~
ちなみに2バックルブーツは入手難なので、形状のほぼ同じフランス軍の物を代替として使う方も多いみたいですよ!
個人的には期間も長く、脱着も楽な2バックルブーツの方が好きです(笑)
持ってないけど・・・。
次は衣服の事を書こうかな~。
この完全な自己満企画、誰がために続くのか?
2017年07月02日
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察① ヘルメット編
それではさっそく装備を見ていきましょう。
○ヘルメット
サンダース軍曹のトレードマークである迷彩ヘルメット。
写真はカラーの最終シーズンのものですが、白黒の頃でもこのヘルメットのお陰で一発で区別がつきます(笑)
で、これ何?ということなんですが大戦型のM1ヘルメットに迷彩パラシュート生地を被せたものになります。
この迷彩パラシュート生地は、カーキとグリーンの2色からなるダックハンター迷彩。
当時米空挺隊が千切ってスカーフにしてたり、後にベトナム戦争でベトコンがマントにしてたりする物と同一です。
↓これ(画像は拾い物)
昔は海兵隊の迷彩ヘルメットカバーだとも言われており、私もそう思ってましたが(笑)、違うので気を付けましょう!
軍曹のヘルメットカバーは二色ですが、海兵隊のヘルメットカバーは3色です。
ちなみにヘルメットカバーと言っても、ぴったりフィットする形に縫製してあるわけではなく、単純に適当な大きさの生地をそのままヘルメットのライナーとシェルの間に挟み込んであるだけのようです。
初期の回では詰め込みが甘く、布が余ってたりします(笑)
#3「あるドイツ将校」より。一番最初に製作された回で色々と見どころが多いです
海兵隊のヘルメットカバーはちゃんと縫製されており、装着するとヘルメットのど真ん中に縫い目が来るはずですが、軍曹のヘルメットカバーにはその縫い目が見当たらないので、その点でも区別できますね。
問題は、このパラシュート生地の入手が難しいことです。
レプリカもないため選択肢は実物のみとなりますが、近年は数が少ないのか
通販やオークションでは全然見かけません。
私も探し回って幸運に恵まれなんとか1枚手に入れましたが、生地を繋ぐ部分だったのか縫い目が入ってしまっており、ちょっと惜しい状態です。
大きい生地を持っている知り合いに頼んで切り分けてもらうのが一番よいかもしれません。
コンバット!フリークであれば頑張って入手しましょう!
○上陸時
サンダース軍曹が迷彩メットカバーを全くしない回が一度だけあります。
#1「ノルマンディーに上陸せよ」です。
上陸用舟艇のナンバー「PA142」をチョークで書いただけの
ただのM1ヘルメットです。表面も綺麗ですね!
ちなみにこのシーンの直後、サンダース軍曹は
ヘルメットに唾を付けてから海岸の砂をまぶして即席カモフラージュを施します。
砂バシャア
完成
おかげでチョークの字が半分消えちゃってますが(笑)
カモフラージュ主義は上陸時からだったんですね!
○おまけ
ちなみに、ベトナム戦争当時の兵士が同じパラシュート生地をヘルメットカバーにしている写真があります。
1967年の写真ということで、コンバット!初回放送末期若しくは終了後になるかと思われますが
サンダース軍曹リスペクトかもしれませんね(笑)
パラ生地ヘルメットカバー装着写真については、WW2当時のものもあると聞いたことがありますが
私はまだ見たことがありません。
ご存知の方おられましたら情報提供頂けますと嬉しいです。
次は靴の事を書こうと思います。
○ヘルメット
サンダース軍曹のトレードマークである迷彩ヘルメット。
写真はカラーの最終シーズンのものですが、白黒の頃でもこのヘルメットのお陰で一発で区別がつきます(笑)
で、これ何?ということなんですが大戦型のM1ヘルメットに迷彩パラシュート生地を被せたものになります。
この迷彩パラシュート生地は、カーキとグリーンの2色からなるダックハンター迷彩。
当時米空挺隊が千切ってスカーフにしてたり、後にベトナム戦争でベトコンがマントにしてたりする物と同一です。
↓これ(画像は拾い物)
昔は海兵隊の迷彩ヘルメットカバーだとも言われており、私もそう思ってましたが(笑)、違うので気を付けましょう!
軍曹のヘルメットカバーは二色ですが、海兵隊のヘルメットカバーは3色です。
ちなみにヘルメットカバーと言っても、ぴったりフィットする形に縫製してあるわけではなく、単純に適当な大きさの生地をそのままヘルメットのライナーとシェルの間に挟み込んであるだけのようです。
初期の回では詰め込みが甘く、布が余ってたりします(笑)
#3「あるドイツ将校」より。一番最初に製作された回で色々と見どころが多いです
海兵隊のヘルメットカバーはちゃんと縫製されており、装着するとヘルメットのど真ん中に縫い目が来るはずですが、軍曹のヘルメットカバーにはその縫い目が見当たらないので、その点でも区別できますね。
問題は、このパラシュート生地の入手が難しいことです。
レプリカもないため選択肢は実物のみとなりますが、近年は数が少ないのか
通販やオークションでは全然見かけません。
私も探し回って幸運に恵まれなんとか1枚手に入れましたが、生地を繋ぐ部分だったのか縫い目が入ってしまっており、ちょっと惜しい状態です。
大きい生地を持っている知り合いに頼んで切り分けてもらうのが一番よいかもしれません。
コンバット!フリークであれば頑張って入手しましょう!
○上陸時
サンダース軍曹が迷彩メットカバーを全くしない回が一度だけあります。
#1「ノルマンディーに上陸せよ」です。
上陸用舟艇のナンバー「PA142」をチョークで書いただけの
ただのM1ヘルメットです。表面も綺麗ですね!
ちなみにこのシーンの直後、サンダース軍曹は
ヘルメットに唾を付けてから海岸の砂をまぶして即席カモフラージュを施します。
砂バシャア
完成
おかげでチョークの字が半分消えちゃってますが(笑)
カモフラージュ主義は上陸時からだったんですね!
○おまけ
ちなみに、ベトナム戦争当時の兵士が同じパラシュート生地をヘルメットカバーにしている写真があります。
1967年の写真ということで、コンバット!初回放送末期若しくは終了後になるかと思われますが
サンダース軍曹リスペクトかもしれませんね(笑)
パラ生地ヘルメットカバー装着写真については、WW2当時のものもあると聞いたことがありますが
私はまだ見たことがありません。
ご存知の方おられましたら情報提供頂けますと嬉しいです。
次は靴の事を書こうと思います。
2017年07月02日
TVドラマ"COMBAT!" サンダース軍曹の装備考察 序
TVドラマ「コンバット!」に登場する、サンダース軍曹の装備について
本編のSSを見ながら書きたいと思います。
密かにコンバット!に憧れていたり、コスプレをやってみたいと思う方の参考になれば幸いです。
・・・とはいえ、最近サバゲーに「コンバット!のサンダース軍曹装備です!」と言って行っても
気付いてくれる人がほとんどおりませんので
そんな奇特な方は殆どおられないかとは思いますが・・・。
なのでまずは「コンバット!」って何よ??というところから説明をしようと思います。
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「コンバット!」(原題:"COMBAT!")は、1962年からアメリカABC局で放送されたTVドラマです。
ノルマンディー上陸以後パリを目指してフランス各地で戦う、という設定ですが
バンドオブブラザースのような実話ベースの連続ドラマではなく
一話完結式で時間が進行しない、今で言う水戸黄門とかサザエさん的なTV番組でした。
人間ドラマ重視の脚本・取っつきやすい一話完結といったところが受けてヒット。
日本でも吹き替えで放送されお茶の間に浸透していきました。
現実世界でのベトナム戦争激化も関係してか?放送は1967年に152話目で終了しますが
その後も日本では再放送が幾度となく繰り返され、その認知度を高めていきました。
当時としてはエポックメイキングな作品で、その後も類似した戦争TVドラマが何回も作られましたし(「ギャラントメン」や「ラットパトロール」など)、
日本でも「忍者部隊月光」や「機動戦士ガンダム」などに影響を与えたと言われています。
あと、甲子園やバラエティ番組等で頻繁に使われているせいか、OPテーマだけはやたら有名です(笑)
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コンバットの解説はこんなところですかね~。
続いてその登場人物・サンダース軍曹についてです。
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左:ヘンリー少尉(リック・ジェイソン)、右:サンダース軍曹(ヴィック・モロー)
サンダース軍曹は、作中の米陸軍第361歩兵連隊K中隊第2小隊に属する分隊長です(第○分隊かは言及が無かったと思います)。
役者はヴィック・モローで、小隊長ヘンリー少尉(リック・ジェイソン)と並びOPに登場する主要メンバーの一人です。
コンバット!では、上記のサンダース軍曹とヘンリー少尉が交代で毎回出演していました(2人一緒に出演する回も少なくありません)。
キャラクターとしては、正に「経験豊富な叩き上げの鬼軍曹」で、初期では経験不足のヘンリー少尉に助言するシーンも多くありました。
サンダース軍曹の出る回では、癖のある補充兵を見抜いて、叱りつけて・発破をかけて、更生させる・・・というのが、毎度のパターンでした。
吹き替えは若き日の田中信夫氏で、渋い声が魅力的。「つべこべ言うなっ!」等怒鳴るシーンもかっこいいですね。
トレードマークは迷彩模様のヘルメットと、武装のトンプソンSMG。
本編通してこの2つはサンダース軍曹しか持ちません(ちなみに他の隊の軍曹の武装はみんなM1カービン)。
もう、すべてがかっこいいです。(投げやり)
こればっかりは本編を見て頂くしかないですね。
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さらりと解説するだけのつもりが、やたらと長文になってしまいました・・・。
具体的な装備解説は次の記事からと致します。