2022年01月27日
集約チョッキ(弾納ベスト) その2

前回の記事で散々こきおろした集約チョッキですが、
捨てるに忍びなく、少しでもまともに使えるように改良してみましたのでご紹介します。
<ファステックスの交換>

元々のファステックスがかなりフニャフニャな上に押しピン跡も凄く、何故か遊びがあり締めても動くというかなり情けない出来だったため、全て交換しました。
物はAmazonで購入した中国製の安価なものでしたが、遊びも少なくカッチリとした出来で好感触です。
色は迷いましたがODとしました。タンカラーでも良かったかも。
散々言及したポーチのファステックスは雌雄を交換。
ストラップの長さを調整して、ファステックスが蓋の上に載るようにしました。
たったこれだけでポーチを閉じるときに雌側がどこかに行ってしまうという事態を避けることができます。
<ベルクロの追加>

とはいえファステックスのみでは素早くポーチを閉じることは難しいため、ベルクロも取付けました。
このベルクロ+ファステックスの併用スタイルは、SOEベスト等様々なギアで見られますが、
ベルクロが劣化してもファステックスで止められるという安心感が大きく、大変気に入っております。
音が気になるときはベルクロに何か噛ませて無効にしたり、色々使い道の幅もありますし。
<ゴムバンドの張り直し>

最悪だったビンビンの脱落防止ゴムバンドは
全て取り外し、再度調達したものを縫いなおしました。

弾倉3本で緩く締まる程度に調整しています。
改良前と比べると弾倉がスルリと出し入れ出来るようになり、大変快適になりました。

少しテンションがかかりますが、弾倉を4本入れても苦になりません。
なぜゴムバンドをわざわざ付け直したかについて・・・
集約チョッキのゴムバンドは
・ポーチの口を窄めること
・ポーチ内で弾倉が暴れないよう固定すること
この2点の役割を果たしています。
弾倉を3本入れている写真を見るとわかりますが、ポーチの縁が弛んでおり布が余っていることが分かると思います。
このためゴムバンド無しで蓋を閉めようとすると、ポーチの口が一方に寄ってしまい、蓋の端からはみ出してしまいます。

加えて弾倉がポーチの中で暴れてしまうので、はみ出したポーチの口から弾倉が脱落しやすいのです。
以上色々考慮した結果、再度ゴムバンドを採用することに決しました。

取付高さを少し上げて、口を窄めやすく・弾倉を入れやすくなるように改良しています。
また、ベルクロ面が弛むことが無いよう、正面にも縫い付けて固定しました。


お陰でこの通り、スッと蓋を閉めることができるようになりました。
実は下の雄ファステックスが少し邪魔なのですが・・・ここは180度フリーにしても良かったかも・・・
まあ、手で払えばいいのでよしとします。
<パラコード追加>

背面は調整用のパラコードを差し込んだだけ。
だいぶ長くしたけど、防弾チョッキの上から着る際に問題ない程度の長さまで調節しようと思います。
以上、長々と書きましたが
ベルクロを縫い付けるだけでもかなり使いやすくなると思います。
集約チョッキをまともに使いたい!という奇特な方が万一いらっしゃいましたら、是非参考にして下さい。
(そんな人は余程いないと思いますが・・・CONDORあたりの適当なチェストリグ買った方が30倍いいと思います)

次回は実戦投入・試験運用した結果を報告します。
2022年01月24日
マルイのM4 S-Systemが廃盤になってた話
先日なんとなくヤフオクを眺めていて、マルイのM4 S-Systemをなんとなく開いたとき、説明文に
「既に廃盤のため希少です。・・・」との記述。
またまたいい加減なこと言いやがって~、と思いながら一応裏を取ろうと、マルイ公式を見たら
本当に廃盤になっていました。

全然知らんかった・・・
Twitterで呟いたら結構な反応がありまして、私と同じく気付いてない方も多かったようです。
何故廃盤になったのか?理由は色々思いつきますが・・・
・流行りを過ぎた
S-Systemの発売は2004年ですが、今となってはRIS2、それに代わろうとしているURG-Iが登場、メディアへの露出も増えています。
S-SystemのSIRハンドガードはこれらに対してはでかく、重く、お世辞にもスマートとは言えないスタイルで、サバゲーマーの需要も小さくなっていったのかもしれません。
・高い
定価45,800円と、スタンダード電動ガンとしてはかなり高額になります(固定銃床の89式とほぼ同じ)。
ハンドガードはともかく、他は普通にスタンダード電動ガンのM4なので、訴求力に欠けるような気もします。
CIAやPMCでの使用例もあり、マニアの間でも根強い人気のS-System。
私も2回ほど買っては手放してしまいましたが、今後見かけるのが中古市場のみとなるのは寂しい限りですね。
で、あんまり寂しいのでついまた買ってしまいました。

CYMAのスポーツライン電動ガンです。10000円弱で落札しました。
スポーツラインということで、外装部品のほとんどが樹脂製になっています。
フラッシュハイダーも、
フロントサイトもリアサイトも、
SIRハンドガード全体も、
レシーバーもトリガーガードも、
イジェクションポートカバーも、すべて樹脂製です。
剛性大丈夫か?と不安になる程ですが、アウターバレルやストックパイプといった肝心な部分はメタルになっていますし、マルイ製の難点だったフロントヘビー感がかなり軽減されています。
ハンドガード形状はマルイと異なり、デルタリングが露出しないタイプになっています。調べたところこれはミリタリー仕様の形状で、マルイの形状は民間タイプになるようです。


ゲーム「CoD:MW2」の仕様に近づけたかったため、早速塗装しました。
タンカラー部分はアサヒペンのサンド色を使用しました。
本当はラストオリウムのカーキが良かったのですが売り切れで手に入らず・・・。
色合いは悪くないけど、ちょっと白すぎる気がします。
アッパーとフロント回りはインディのパーカーシールです。
マガジンは今回インディのダークステンレスを使ってみましたが、これかなりいい感じなのでは?
色合いはまあMrカラーのシルバーと大差ありませんが、インディのガンカラーは塗膜が滅茶苦茶強いので助かります。
他のSTANAGマガジンも塗りたくなりました。

MW2の75レンジャー装備・・・それっぽいので構わないので、いつか着てみたいなー・・・

それにしても、公式サイトでスタンダード電動ガン代表みたいな面しときながら実際はもう売ってないっていうのはちょっとまずいと思います。
89式あたりと差し替えた方が良いと思います。
「既に廃盤のため希少です。・・・」との記述。
またまたいい加減なこと言いやがって~、と思いながら一応裏を取ろうと、マルイ公式を見たら
本当に廃盤になっていました。

全然知らんかった・・・
Twitterで呟いたら結構な反応がありまして、私と同じく気付いてない方も多かったようです。
何故廃盤になったのか?理由は色々思いつきますが・・・
・流行りを過ぎた
S-Systemの発売は2004年ですが、今となってはRIS2、それに代わろうとしているURG-Iが登場、メディアへの露出も増えています。
S-SystemのSIRハンドガードはこれらに対してはでかく、重く、お世辞にもスマートとは言えないスタイルで、サバゲーマーの需要も小さくなっていったのかもしれません。
・高い
定価45,800円と、スタンダード電動ガンとしてはかなり高額になります(固定銃床の89式とほぼ同じ)。
ハンドガードはともかく、他は普通にスタンダード電動ガンのM4なので、訴求力に欠けるような気もします。
CIAやPMCでの使用例もあり、マニアの間でも根強い人気のS-System。
私も2回ほど買っては手放してしまいましたが、今後見かけるのが中古市場のみとなるのは寂しい限りですね。
で、あんまり寂しいのでついまた買ってしまいました。

CYMAのスポーツライン電動ガンです。10000円弱で落札しました。
スポーツラインということで、外装部品のほとんどが樹脂製になっています。
フラッシュハイダーも、
フロントサイトもリアサイトも、
SIRハンドガード全体も、
レシーバーもトリガーガードも、
イジェクションポートカバーも、すべて樹脂製です。
剛性大丈夫か?と不安になる程ですが、アウターバレルやストックパイプといった肝心な部分はメタルになっていますし、マルイ製の難点だったフロントヘビー感がかなり軽減されています。
ハンドガード形状はマルイと異なり、デルタリングが露出しないタイプになっています。調べたところこれはミリタリー仕様の形状で、マルイの形状は民間タイプになるようです。


ゲーム「CoD:MW2」の仕様に近づけたかったため、早速塗装しました。
タンカラー部分はアサヒペンのサンド色を使用しました。
本当はラストオリウムのカーキが良かったのですが売り切れで手に入らず・・・。
色合いは悪くないけど、ちょっと白すぎる気がします。
アッパーとフロント回りはインディのパーカーシールです。
マガジンは今回インディのダークステンレスを使ってみましたが、これかなりいい感じなのでは?
色合いはまあMrカラーのシルバーと大差ありませんが、インディのガンカラーは塗膜が滅茶苦茶強いので助かります。
他のSTANAGマガジンも塗りたくなりました。

MW2の75レンジャー装備・・・それっぽいので構わないので、いつか着てみたいなー・・・

それにしても、公式サイトでスタンダード電動ガン代表みたいな面しときながら実際はもう売ってないっていうのはちょっとまずいと思います。
89式あたりと差し替えた方が良いと思います。
2022年01月23日
LESMOT第2次派遣隊募集の告知がありました
東海のミルシム男、せんだ益荒男さんから
PKOミルシム・LESMOT(Law Enforcement Support Mission Of Tajimistan)第2次派遣隊募集の告知がありました!

2022/4/9-10にて開催との事。
第1次派遣には私・すけべプラモもドイツ連邦軍として参加しました。

設定(pdfリンク)として、
タジミスタンは(大ナゴヤ帝国から支援を受け)ギフ共和国から独立した新興国家ですが、
大ナゴヤ帝国の政治的内紛(※)から思うように支援を受けられず、
独立したはいいものの、貧しく混沌とした状態です。
(※:O氏とK氏のアレです)
ミッションはそんなタジミスタンの治安維持です。
<参考:タジミスタン解放軍の兵士>

司令部の指示を受け、現地民に事情聴取をしたり、警備に向かったりします。
基本的にPKOに従事する部隊は、タジミスタン現地の事情を鑑み、度の過ぎた介入をすることは許されません。
が、時には意思疎通のまずさ・すれ違いなどにより、不幸な事件が起こったりもします。

↑不幸な事件を起こした男の図
撃ち合い禁止のミルシム、もどかしさや緊張感があり楽しかったですよ!
第2次派遣隊は近日募集開始とのこと。続報を見逃すな!
PKOミルシム・LESMOT(Law Enforcement Support Mission Of Tajimistan)第2次派遣隊募集の告知がありました!

2022/4/9-10にて開催との事。
第1次派遣には私・すけべプラモもドイツ連邦軍として参加しました。

設定(pdfリンク)として、
タジミスタンは(大ナゴヤ帝国から支援を受け)ギフ共和国から独立した新興国家ですが、
大ナゴヤ帝国の政治的内紛(※)から思うように支援を受けられず、
独立したはいいものの、貧しく混沌とした状態です。
(※:O氏とK氏のアレです)
ミッションはそんなタジミスタンの治安維持です。
<参考:タジミスタン解放軍の兵士>

司令部の指示を受け、現地民に事情聴取をしたり、警備に向かったりします。
基本的にPKOに従事する部隊は、タジミスタン現地の事情を鑑み、度の過ぎた介入をすることは許されません。
が、時には意思疎通のまずさ・すれ違いなどにより、不幸な事件が起こったりもします。

↑不幸な事件を起こした男の図
撃ち合い禁止のミルシム、もどかしさや緊張感があり楽しかったですよ!
第2次派遣隊は近日募集開始とのこと。続報を見逃すな!
2022年01月18日
コンバット!本編レビュー #4「わが心との戦い」

原題:LOST SHEEP, LOST SHEPHERD
戦車回かと思いきや・・・?


前進するヘンリー小隊とサンダースを、冒頭いきなり待ち受けるドイツ軍。
ヴィッカース機関銃とGew43(!)です。

Gew43の方は狙撃銃のようで、スコープを載せているところは確認できませんが、レティクルの表現があります。

不意を突かれる一行。ヘンリーは今回M1カーバインに着剣しています。


進めない!とそこに後方から突如戦車が出現、敵を一掃します。
今回米軍戦車を演じるのはM41軽戦車ウォーカーブルドッグです。
マズルブレーキ周辺が改造してあるようですが、星マークも描いてあり雰囲気はバッチリ。


車長のデイン軍曹。ついでに乗せてくれと頼むサンダースですが、燃料がない、忙しいとあしらわれます。
今回初めて気づいたのですが、デインの戦車兵ヘルメットの顎あたりに金具がついていて、空挺ヘルメットと同じチンカップが付いています。
改造して付けたんでしょうか?なかなかカッコよくて良いです。


が、ヘンリーの説得で全員デサントさせてもらえることになりました。
プラモで作ってみたい画ですね。


着いたのはフランス北西部のガヴレの町。オマハビーチから約70kmにある町です。
前回のヴィル川からだいぶ前進している気がします。
ちなみにこの町はコンバット!御用達の撮影セットで、今後何回も登場します。

着くや否やまたもヴィッカース機関銃の洗礼を受けます。

早速応戦するデイン軍曹。車内空間が描写されるのは珍しいですね。
傍らに置いてありますが車外ではトンプソンを使用します。
コンバット!の中では、サンダース以外でトンプソンを使用する人物はほとんどいない(※一時的に借りる場合を除く)ため、貴重な人物と言えましょう。

無事機関銃を排除しますが、ついでに教会の十字架を破壊します。

街を捜索する一行。これはリトルジョンの背中ですが、メスパンポーチの金具を見る限り、おそらくM1928ハバーサックを装備しています。
コンバット!といえばM1910ハバーサックだと思っていたので、新たな発見です。
考証的にはM1928の方がリアルだと思います。

心優しい大男・リトルジョンは今回初登場。とはいえ台詞も少なくモブキャラと変わりません。声優の演技もなんとなくぬぼーっとしている。

捜索の結果、人がついさっきまでいた形跡があることが分かりましたが、街は無人のようです。
このシーン、ふとリトルジョンの腰を見るとジャングルファーストエイドポーチを装備しています。
海兵隊ではよく見る装備ですが、陸軍では珍しいですね。(そもそも支給されてましたっけ?)

負傷した神父を発見。何か知っているようですが「ドイツ軍行った、皆も行った」と同じセリフしか話しません。
誰かに言わされてるんだろう、と勘づくサンダース。
そこにデイン軍曹が掴みかかります。
十字架を破壊したり、神父に掴みかかったりと、何か教会に恨みでもありそうなデイン軍曹ですが・・・


その始終を教会から見ていたドイツ軍。
街に誰もいないと思ったら、ドイツ軍が市民を教会に監禁していたのでした。
米軍をやり過ごすためかな?


デイン軍曹以下の戦車兵2人組。Cレーション(と思われる)のコーヒーを火で温めようとしてサンダースに叱られます。
2話でもそうでしたが司令部は火の取り扱い教育をもう少し入念にした方が良さそうですね。
前回に引き続き、M1910キャンティーン(WWⅠ型)が登場。
ここでサンダースのヒアリングタイム。
2人によれば、デイン軍曹は神父になり損ねた男で、6年修行していたにも拘らず破門されたそうです。
それで教会に対しコンプレックスを抱いているとのこと。
十字架を破壊したのも、神父に乱暴したのも同じ理由だと納得がいったサンダース。


教会を訪れ、何かを思うデイン軍曹。ちなみにこのときドイツ軍と市民には気付きませんでした。


神父の元へ行こうとするデインをサンダースが止め、彼を詰問します。
経緯を語るデイン。
神父任命一週間前に暴行事件を起こし、それも最初ではなかったため破門されてしまった。
懺悔しようと思ったが、戦争のせいで修道院に行くことができず、懺悔できなかった。
戦車隊に配属され、多くの人間を殺した今、もう手遅れになってしまった。
本当に神父になりたかった、と。
サンダースが答えます。
「俺だって仕方なしに大勢殺してきたんだ。 俺の方は無信心だから、殺生は平気だとでも思うか? 俺たちのしたことは、生涯の重荷として背負ってかなくちゃいかん。 もし国に生きて帰れたら、つらい思い出に目をつぶらずに生きることを覚えるんだ。俺はそう思ってる!」
「あんたガキだ!」
コンバット!の醍醐味の一つが、このサンダース軍曹の熱い説教だと私は思っております。
視聴者の心に刺さることも多いです。
憧れの大人だと思います。
軍人の手本であり理想のサラリーマンではないでしょうか。


なぜ来た?というと、神父を苦しめるのではなく、懺悔をしに来たというデイン。
ラテン語で神父と言葉を交わします。

懺悔の間席を外していたヘンリーとサンダースが戻ってくると、デインがいなくなっていました。
神父が全てを話した様子です。


デインは教会のドイツ軍に単身カチコミをかけていました(ええ!?)
祈っていると見せかけて、袈裟の下から拳銃が火を噴く。
突然のアクションに驚きますがこのシーンがめちゃくちゃかっこ良すぎで笑ってしまいます。
シュワルツェネッガー感が凄まじいです。


最初は優勢だったが、数で返り討ちに遭うデイン。そりゃそうなるよな・・・。

慌ててヘンリーとサンダースが応援に来ましたが手遅れでした。
二人で残ったドイツ兵を排除し、市民を解放します。


デイン軍曹は祈りながら事切れるのであった。
【感想】
先ほども書きましたが、コンバット!の魅力の一つはサンダース軍曹の熱い説教だと思います。
今回もサンダース節が炸裂しデインの心を動かしたことでしょう。
お話としては中盤(特に神父保護~デインの過去判明)あたりでちょっと退屈だなーと正直感じましたが
デインの過去語り~サンダース軍曹のお説教で一気に目が覚めました。
ただ最後のカチコミはちょっと雑かな~~。カッコよかったけど(笑)
なぜドイツ軍が市民を監禁して隠れていたのかもしっくり来ませんでした・・・。
祈りながら事切れるラストシーンはしんみりしていて、結構好きです。
【5段階評価】
ストーリー:3 正直微妙!熱い説教が◎
アクション:3 M41軽戦車、袈裟からピストル
マニア度 :3 Gew43がちらっと出る、戦車の戦闘室内
2022年01月17日
コンバット!本編レビュー #3「あるドイツ将校」

原題:FORGOTTEN FRONT
1番最初に撮影された回ながら、よく挙げられる傑作回。
他の回と違い、オープニングの背景や、ナレーションがありません。

ロケーションまで明確に表示するのはこの回くらいだと思います。
フランスのヴィル川は、オマハビーチから約30km離れた小さい川みたいです。

最初に登場するのはコールサイン「ブラックロック」。劇中曰く「班長」はマック2等軍曹です。

無線手はSCR-300を背負っていて、考証もバッチリ。

無線を受けるヘンリー。ヘルメットから、今回ようやく少尉であるとわかります。
ヘンリーのコールサインは「チェックメイト・キング」です。
<コンバット!の無線及びコールサインについて>
改めて解説の必要もないかもしれませんが、コンバット!未見の方もおられるかもしれませんので改めておさらいしましょう。
コンバット!の無線コールサインにはチェスの駒の名称が使われます。
今回は既に「ブラックロック」が登場しましたが、これは「ブラックルーク」の誤訳になります。
サンダース分隊は基本的に「ホワイトロック」になります。シリーズ後期になると「ホワイトルーク」に修正されます。
ヘンリー小隊は「チェックメイト・キング2」です。おそらくK中隊第2小隊の意と思われます。
他にも「ホワイトビショップ」「チェックメイト・キング6(=中隊本部?)」が出てきます。
(たまに変なコールサインも出てきますが・・・。「キング・タイガー」(???)とか)
「チェックメイト・キング2、こちらホワイトロック、どうぞ」
もはやお馴染みの台詞ですね!
ちなみに今回は「キング”2”」の部分が聞き取れなかったために、ヘンリー小隊が「チェックメイト・キング」になっています。

家屋を制圧しようとしますが、椅子に仕掛けられたブービートラップで全滅します。
虫の息のマック軍曹の救出、及び任務を引き継ぎに来たのは、我らがサンダース分隊「ホワイトロック」(笑)です。

今回のメンバーは、サンダース・ケーリー・カービー・ドク(衛生兵)の4名。
この回の見どころは、やはり擬装です。
申し訳程度ですがヘルメットの偽装網に葉っぱをつけてますし、
顔も黒くペイントしています。空挺部隊みたいだあ・・・。

今回は敵の大砲を観測・砲撃要請するのが任務なので、前回に引き続き双眼鏡を携行しています。

援護するケーリーとカービー。初期なので二人とも着剣してます。
カービーはまだM1ライフル装備。トレードマークのBARを手に入れるのはまだ先になります。
ケーリーが軽口を叩くとカービーは「何だとこの馬面野郎・・・」と答えます。1話でも馬面呼ばわりされて喧嘩になってるし、ケーリー=馬面で定着しているようです。

マップケースはケーリーが代わりに持っていますね。
家屋を制圧したサンダース達ですが、マック軍曹は保たず息絶えてしまいました。

今回の準主役であるドク。

というかドクまで擬装しています。ヘルメットに砂をかけているために赤十字がほとんど見えません。


床下に何かいる!・・・と思ったらドイツ兵のおじさん脱走兵でした。
が、英語がまあまあ上手く、問題なく米兵とコミュニケーションをとります。
タイトルでは将校でしたが、明らかに兵ですね。

懐中電灯と一緒にトンプソンを持つとタクティカルでかっこいい。

最初の見張りはドクです。衛生兵ですが今回は普通に武装しています。
M1カーバインは、着剣ラグが付いた戦後型ですね。
ちなみに1話では戦中型が登場しています。

身の上話を語るドイツ兵。
名はカール・ドルフマン。
喧嘩嫌いな性格で、母親には褒められたが父親にはよく叱られた。
遊園地で手品師をしていた。
歌はあまりよくないが、「アメリカの歌大好きです」。
歌いだすドイツ兵。
You Are My Sunshineは歌詞をほとんど覚えてませんでしたが、
Show Me The Way To Go Homeは見事に歌って見せます。
ドクもついリズムをとってしまいます。
とにかく明るくていいドイツ兵なんですよね。
ちょっと片言だけど終始丁寧語だし。
徴兵されたそうですが、この後のドイツの末路を考えると気の毒で仕方がありません。
映画「プライベート・ライアン」のドイツ兵と比べると対照的ですね。状況がだいぶ違いますが・・・

リンゴを採ってきたカービー。
腐ったリンゴを食わせようとしてドイツ兵をいじめます。
戦友が罠で殺された直後なので仕方ないのですが、ここはちょっと胸糞悪いシーン。


「彼だって人間だ」
「虫けらだい!!」
代わりにドクが普通のリンゴを投げるが、ドイツ兵は受け取らず、
そのままリンゴが転がってきたところを、カービーが思い切り踏み潰す。
良い演出です。
戦友の遺体を見た後に現れたドイツ兵捕虜。ヘイトが向かない筈がありません。
ピリピリした空気が流れます。

そういえば本来は観測任務でしたね。
仲良く双眼鏡を覗くサンダースとケーリー。

ドイツ軍の斥候が接近!
捕虜のドイツ兵に追い払わせます。

なんとドイツ兵も擬装しています。斥候らしくてカッコいいぞ!

ドイツ軍無線機も登場。実物なのかよく似せた小道具なのか判別できませんが、雰囲気は出てると思います。

砲撃が命中!命中報告を受けご満悦のヘンリー少尉。

何故か彼もご満悦。
うっかりカービーが中隊前進の情報を喋ってしまい、ドイツ兵に聞かれてしまいます。

「ドイツ軍の戦車だ!」
サンダース軍曹にそう言われると、M48パットンもティーガーⅡに見えてくるので不思議です。

一人ずつ河を泳いで脱出することに。
レギンスを「ゲートル」呼びしているのも興味深いですが(日本人にはわかりやすいですよね)、
「ストリップしろ」という言い回しが面白いです。
ドイツ兵はどうする・・・?
一瞬無言になった時、さっき歌っていたShow Me The Way To Go Homeのインストが流れる。
エモい演出です。

白い鉄十字が輝く!戦車もしっかり擬装しています。
シルエットを誤魔化す効果があるので、戦車が違う戦車を演じることが多い戦争映画ではよく使われます。


緊張が最大に達した時、ケーリーはドイツ兵を殺そうとするが・・・。


脱出に成功し、次の作戦前に、キャンティーン(水筒)に水を詰めるケーリー。
この水筒よく見ると、アルミ製のWWⅠ型です。
ハバーサックもそうですが、コンバット!ではWWⅠ装備がちょこちょこ登場しますね。

感情を爆発させるケーリー。このシーンは涙無しでは見られません。
CVの山田康雄氏が熱演。声が震えている迫真の演技です。

サンダースの前で、前進が始まっていく。
【感想】
捕虜になったドイツ兵と交流したり心理戦をしたりするのもコンバット!の定番ですが、その初回です。
ドイツ兵がめちゃくちゃいい人なのでつい感情移入して観てしまいました。
人間描写が良い回です。
ドクが優しくしちゃうのも、カービーが酷いことするのも、最後のケーリーも、人間の持つ一面なんですよね。
最後のオチもグッと来ました。
製作第一回なためか、擬装などにかなりの拘りが見られるのもポイント。
アクションは無く地味ですが、是非多くの人に観て欲しい回です。
【5段階評価】
ストーリー:5 ザ・人間ドラマ
アクション:2 戦車は出るけど戦闘はほぼナシ
マニア度 :3 擬装、無線機等